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「そうね、暑くなかったわ」
「あははっ、ユリウスは本当に面白いなっ!」
「何がだ?」
こんな毎日が続くと思っていた。
ユリウスと私の会話を聞いてエースが茶化して
私たちは赤面しながら否定したり、私もエースと一緒に茶化したり…
そんな毎日がこれからも続くものだと思っていたの。
エースが近くにいて
ユリウスが隣にいる
こんな不思議なワンダーランドでなんてのんきな事を考えていたのかしら
「ユリウス、なんだか眠くなっちゃたから寝てもいいかしら?」
「あぁ、構わない」
「お休みアリス、また旅しような?」
「えぇ」
*゚・。*゚・。*゚・。*゚・。*゚・。*゚・。*゚・。
【久しぶりだね、アリス】
「ナイトメア、居るんなら出てきてちょうだい」
「やぁ、アリス」
彼は夢魔「ナイトメア・ゴットシャルク」
名前負けしている病弱な夢魔だ
「ムッ…名前負けなどしておらんぞ!!」
そして彼は心が読める。
ー
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