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「えっと…荷物を取りに来ました」
「荷物…?あぁ私が依頼した荷物ね」
「はい!」
「それがね…荷物無くなったのよ…」
「無くなった…?」
「えぇ…そこに置いといたんだけどね」
ガーナおばさんは、花柄の靴箱を指差した。
「んっと…」
「とりあえず中に入ってそこ暑いでしょ?」
「あっ!ありがとうございます」
俺は、ガーナおばさんの家に入った。
家は至ってシンプルでグツグツとキッチンから煮えている音が聞こえた。
匂いからしてカレーだ。
とりあえず俺は、おばさんについていき、ソファーが並ぶ部屋に案内された。
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