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普通の方は、この話を見て
「ブタリンって何だよ!」
と感じるでしょう。
僕もこの話を書いていて
「ブタリンって何だよ!」
と感じることがあります。
ブタリンは僕の中学時代に
誕生したキャラクターです。
適当な名前に思うでしょうが、
きっかけはあるんですよ!
ある日の給食中、
パンについてきたジャムの
原材料名を見ると、
“食物繊維(イヌリン)”
という表示がありました。
え?イヌリン…!?
犬の名前…?でも超ダサッ!
…などと考えつつも、何となく
この食物繊維名が気に入り、
“何か書かねばならぬりん!”
と決心した僕は
イヌリン、ウサリン、
サルリン、ブタリンなど、
“〇〇リン”という名の
キャラクターの物語を
書き始めました。
もちろん主役はイヌリンで、
その名前にちなんで
口癖は「~ぬりん」でした。
一方、ブタリンは
物語の本筋には
全くの無関係キャラクターで、
たまに文と文の間に
「ブタリンは死にました。」
というのが挿入されるだけの
超脇役キャラクターでした。
そのイヌリンシリーズでは
「走れメロス」や「桃太郎」などの
パロディを書いたりもしました。
けれども、この物語は
長続きしませんでした。
物語を書いていて
一週間くらいでネタが尽き、
“これ以上は書けぬりん!”
と諦めようともしました。
しかし、その時、
1つのアイデアが
生まれたのです。
“ブタリンなら書ける!”
こうして僕は
足を踏み外したのでした…
ここまで読んでくれた方、
くだらない死を
何度も見届けてくれた方、
感謝しています。
ここで本作品は
完結とさせていただきます。
感想なども書いて頂けると
嬉しいです。
本当に
ありがとうございました!
ブタリンは死にました。
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