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「…遅いな」
メフィは尻尾をレジ台の上で振って落ち着かない仕草をしている。
「仕方ねぇ、俺が連れて来るか。
小娘と接触すりゃ「相手」がどんな悪魔かたぶん分かるしな」
レジ台から飛び降りて、メフィは女子高生の元へと歩いて行く。
ピンと立てた尻尾が可愛いらしい。
「にゃ~ん」
と、メフィが可愛らしい声を出して女子高生の足に擦り寄る。
私の知る限り、猫嫌いやアレルギーでなければ大抵の女の子は可愛い仔猫に弱い。
「きゃっ!」
足に違和感を覚えた女子高生が飛び上がる。
「あ…猫かぁ…。
ビックリした~。
君、かわいいねぇ。
お店のコかな?」
しゃがんで仔猫の頭を撫でる。
あああっ!
その角度だと、メフィにパンツが丸見えですよ!
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