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「そんな事言われても…。《契約》の内容だって分からないのに」
安易に契約書にサインしたら金を騙し取られたとか、債務が増えたとかよくある話じゃないか。
「ああ、もう！
いいから、自分の身体見てみろ！！」
「？
あ、あれっ？」
言われて両手を見てみたら、さっきまであった手がなくなっていた。
更に足もない！
身体がどんどん消えていく！！
「早く言え！
俺と《契約》すると言え！！」
「で、でも…」
「うるさい！！言えーっ！！」
「わ、分かったよ…。
君と《契約》する」
男の子に圧倒されて、私はそう言った。
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