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茜色の夕陽が 沈む水平線に
ただぼんやりと座り込み
ひとり涙こぼす日々
言葉にならない想い
心を煙に巻いたまま
どうしたら良いのだろう?
ただ そう感じてた…
自分のやるべき事は
もうすぐ傍にあるのに
気付けなかった 見失ってたの
遠くを見過ぎて
「どんな曇り空にも
違う景色があるんだよ」
いつかあなたが言ってた
そんな言葉の意味が
わたしにもやっと
分かってきた気がするの
もう前を向いて
歩いて行くよ
春の長雨が過ぎ
夏の薫りが漂う中
拭い切れない切なさは
誰もが持つ繊細さ
晴れた空にも雲が
ちらほら見えるのと同じ
笑っている中にも
いつしか孤独が混ざる
心快晴にする事は
とても大変だと分かってる
ねぇ どうせなら
曇り空の下
生きて行くのはどう?
一人一人の持つ空は
皆違う景色持ってるから
例えば同じような事も
少しずつ違っていたり
そんな感じで道は
いくつにも伸びている
そして残されるのは
やっぱり、孤独
人は一人じゃ生きて行けない
でも一人のままでしか居れない
矛盾の生じた世界だから
心の中はいつも曇り
でもそれが良い
その方が きっと…
「どんな曇り空にも
違う景色があるんだよ」
それは孤独を乗り越え
見つけた自分だけの世界
わたしにも見つかるかな?
今まで希望とか捨ててたけど
もう少しだけ、このまま行こう
晴れ曇りの空の下…
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