1794人が本棚に入れています
本棚に追加
風呂から上がったあと
綺麗な鼻歌をうたいながら、空くんが髪を乾かしてくれる
触れる指先が気持ち良くて
疲れてるときはそのまま寝ちゃいそうになる時もあるけど
「きょうもつかれた?」
「疲れた」
「ん~」
髪が乾いたところで
膝の上に乗るのはいつもだけど、今日はいつもとなにか違う
「しゅうくん」
うるうるしてんぞ、目が
頬が少しピンクいぞ
口、口開いてるよ空くん
「なに?」
「ちゅう~」
唇突き出して超可愛い
ちゅ、とキスすると空くんの腕が首に回ってきた
「もっと」
「はは、酔ってる?」
「ぜんぜん」
「そうっすか」
背中に手を回して、被さるように唇を覆ったら、空くんの熱い舌に引き込まれる
その熱が伝わって、口の中がとろとろと蕩ける感じがした
「ん…んん、ん…」
急に色っぽくなったりって…
もう反則だよね
メロメロになるよそりゃ
「ふ、んむ…ん」
「あ」
「………なぁに?」
最初のコメントを投稿しよう!