わたあめ

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    寝室のベッドに入って体を寄せ合う 空くんは筋肉質な俺の腕枕を好みません 「ん…ふふ、…ん」 微笑んで何度もキスをする んーんー言うのは彼の癖で なんか、でちゃうんだって お互いの唇を味わうように啄む ぷにぷにで柔らかくって最高 俺の頭ん中、きっと溶けてる 「ん、しゅ…、ねよ」 「…そうだね」 あんまり長い間続けると その気になってしまうので 「おやすみ」 「ん、おやすみ」 柔らかい髪に指を通して 最後に軽くキスをして目を瞑った .
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