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むかし むかし、小さな島にある
小さな小さな町に住む少女のお話。
その少女はとても美しく、真っ黒な髪を持ち、
真っ黒な瞳ながらも、澄み渡った瞳を持っていました。
しかし、少女は生まれながらに心臓に病を抱え、苦しんでいました。
"どうして私だけ…"
そんな事を思いながら、毎晩毎晩泣いていました。
激しい運動をする事も、激しく喜怒哀楽を表す事も、
全てを縛られて生きてきました。
そんな少女の支えになっていたのは、両親でした。
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