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日曜日あくる朝
幾つの
お祝いだったのでしょう
あなたと
あなたのこと
愛した人が写る
時間さえ
気にしない
そんな時代に生き
様々な思い出達
引き寄せられていたと
言葉ひとつも
なくてもわかる
笑顔 とびきり
無心に投げ掛けてた
日曜日あくる朝に
畳の部屋 抜け出し
あなたは無邪気なまま
裸足で駆けて行った
季節ごと
カラフルな飾りを
たいそう付け
私達
ただしあわせ
願い続けてたこと
そのひとつ
抜き取って
お守りにしてゆきましょう
私似のあなたが今
やさしく微笑んでる
つらくあたって
喧嘩した日も
むかい合わせたお皿と
お味噌汁
日曜日 あくる朝に
お仕置きよと 神様
彼女を抱きかかえて
さらって行きました
今日もまた
青い空と 白い雲が
配られ
あなたと
手をつないだ記憶を
旅してる
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