衝撃

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数日後 私は看護婦さんに会いに、病院までやってきた。見慣れた廊下に、真琴の姿はなかった。 すると私は、ある病室の前で足を止めた。 真琴は個室にうつってた。もう前みたいに走り回ってる姿はなかった。 「あら、香澄ちゃん!久しぶりね!」 私がお世話になってた看護婦さん。 「あっ、こんにちは。」 「真琴ちゃんね、香澄ちゃんが退院してから元気ないの。」 「・・・・・。」 「香澄ちゃんと何かあったの?って聞いても何も答えてくれなくて…。」 私はそれでも、真琴とは会おうとは思わなかった。ナースセンターに行って、看護婦さんたちと楽しく話をして帰ろうとした。するとその時!真琴の部屋からナースコール…。 「真琴ちゃんどうしたの!?」 「…香澄きてるの?」 「えぇ、いまナースセンターにいるわよ。」 真琴はそれ以上何も言わずに、私のいるナースセンターにやってきた。
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