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ピロリッ♪
携帯が鳴った。
「よ!今日は雲一つない綺麗な空だなぁ」
「なによ……いちいち電話すること?」
「お前のような綺麗な空だ」
一瞬、心臓を生で触られた
ような気がした。
あぁ、こいつは私のこと
そんなふうに思って
くれているんだ……。
「ちょっ………な、なにいってんのよ、バカ!」
「なんだよバカって」
こいつは、私の
小学校からの友達。
死んでしまった私の彼
「貝川雄大」
の親友でもある。
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