<<鼠の章>>

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西天野川村側の梅花山に住む妖怪の大将は「黒曜」と言いました。 その妖怪は、山に住む動物や妖怪を操り、西天野川村にいたずらを繰り返していました。 その姿を実際見た人間はいませんが、「光る石のようであった」とも、「老婆であった」とも、「若い男」とも様々に伝えられていました。
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