第2章 「夢をのせて」

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これは声をかけないでおく手はない。 と思ったが現実は仲々きびしくて、発車してしばらくは、彼女は他の2人と話していて仲々チャンスがこなかった。 オレはあせる心をおさえてマンガを読んで平静を保った。 そうこうしている間にバスは小雨の中を2時間ほど走ったろうか 1回目の休憩地(足柄Di)に着いた。 外の空気を吸いながらヤニを1本ふかし 「このままではイケナイ!なんとかきっかけを作らなくては…」 と、はやる心をおさえつつ再び車内へと向った。 外はあいかわらずの雨……
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