序章

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30分後 「…なんだこの道。全然前に進んでる気がしねえ」 翠はまだ無限回廊(仮)にいた 「流石に…ハァ…これは…」 途中から走り出した翠 疲れるのは当たり前っちゃあ当たり前だよな そんなとき 「まさか立ち止まらないとはね…」 「誰 だ !」 翠の目の前の空間が歪んだと思ったら歪みに人の姿が見え始めた とりあえず確認することは… 「何者だッ!」 「この世界で言うところの魔法使いよ」 ふーん…魔法使い…ねえ…ん? なんだこいつ痛いやつか? 「さっさと病院行け。俺を家に送り届けた後にな」 「私は病院に行く必要はないし貴方を家に帰らせる訳にもいかないの。」
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