序章

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「さて。本題だけれども」 「はい。」 「今から言う事は本気ですから信じてね?」 「わかりました…で?なんですか?」 「貴方には魔力があります。」 「嘘でしょ」 「信じてって言ったらわかりましたって言ったよね?」 「言いましたがそれを信じろって言う方が難しいでしょ」 いきなりそんなこと言われても… 「…じゃあまぁ証拠かは解らないけど」 「なんですか?」 「貴方…他の人よりだいぶ足が速いでしょ?」 んー…まぁ確かに 「それは無意識に足に魔力を纏わせているのよ?」 えっ? 「どういう事ですか」 「魔力を体の各部に纏わせる事で強化が出来るのよ」 なんなら今やってみましょうか?---と、ちょっとフードを傾け言い放つ女性 って… 「まぁあとでやってもらいますが貴女の名前は?」 「私?…あぁ自己紹介がまだだったわね」 と、言った女性はフードを取った …やばい超可愛い 金髪に蒼い目…よく見るともう片方の目の色が違う… オッドアイってやつか?綺麗な朱だ… 「ふふっありがとう。」 そういえば心読めるんでしたね …やっべ恥ずかしい 「翠君って可愛い…あっ名前だったよね 私の名前はアルト=ヒュース」 よろしくねっと微笑んだ ヤバい可愛いすぎる惚れる 「惚れる…?それって…」 と、頬を赤らめるアルトさん 「あっ…本題忘れてた。急がないといけないのに…」
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