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夢が覚めると…
当然、花子はいなかった。
でもあの話…なんだかリアルだった。
そして……私とあの人のキャラ崩壊もリアルだった。
コンコン。
「優里ちゃん?起きてる?」
ドアをノックしている神崎さんは、どうやら私を呼びに来たらしい。
「はい、今行きます!」
こうして今日も一日が始まった。
「優里ちゃん、大分魔法使えるようになったね。」
そう言われたのは、何度も敵と遭遇し、何度も敵を倒して、この世界に来て一週間程経った頃だった。
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