氷を貫く炎の花

暗黒魔法の秘密

そして今だって…

｢ク……クソッ！アステデジョンとは厄介な……｣

｢こ、こうなったら兄さん！｣

｢あぁ、やるぞ弟よ！｣

｢｢暗黒魔法デスメテオ！｣｣

今日は私がこの世界に来てから一週間、修業も一段落し、村に一度帰り、それから現実世界へ一度帰ろう。そんな話だった。

今は、都からの帰り道に、敵に襲われた。

しかし、雄太が敵の魔法を全部吸収してるため、こちらには何も来ない。

だから敵は最終兵器を出してきたみたいだった。

デスメテオは、直径が80メートルくらいありそうな、エネルギー弾。見上げても首を回さないとなかなか見えないくらい大きい。
当たれば、星が一つ吹っ飛びそうだ。

何でこんなに冷静かって？

もう雄太がアステデジョンを使って吸収し始めてるし。

そして、５秒くらいで全て吸いとった。

アステデジョンに慣れたのか、かなり早い。

エネルギー弾は消えた。