4.気がつかないで

4/4
前へ
/29ページ
次へ
「なんか、吉野さん無理してない?」 誰も気が付かないと思ってた。 誰も気が付かなくていいと思ってた。 「なに、言ってるの?」 「別に、なんとなく?」 そう言って笑った顔があまりにも綺麗で、小さく笑う。 「それだよ、それ!」 「なに?」 「そうやって笑ってる方がいいよ、超自然」 壊そうかな 初めて気持ちが動きだした。 end
/29ページ

最初のコメントを投稿しよう!

28人が本棚に入れています
本棚に追加