第一章

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  陽輝じゃなくとも唖然としただろう… 下宿屋、ヤマカワ荘は昔の屋敷みたいにでかく、門が威風堂々とたっていて雰囲気がある。 門から一歩入り込めばそこにはジャングルと見間違えるほどの庭が辺りに広がっている。 こんな下宿屋を見たら誰だって驚く。 「どうしました? こちらの下宿屋に何かご用でしょうか?」 後ろからいきなり声をかけられ驚きながら振り向くと そこには学生服に身を包んだ少女が首を可愛らしく右に傾げ、陽輝を見つめていた。 その少女のあまりの可愛さに陽輝は赤面し、言葉を失って下を向いた。  
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