告白

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できることなら、もっと堂々と付き合って、行き帰りも一緒にしたり、たまにはデートしたりして。 でもやっぱり、それは世間から見たらよくないことなんだ。変なんだ。不自然なんだ。 お前から望んだんだろ?なぁ、藤ヶ谷。 「お前らまた喧嘩かよ。二人とも落ち着け」 「横尾、ごめん。俺ちょっと外の空気吸ってくるわ」 「北山…っ」 楽屋を出ようとする俺を、藤ヶ谷の手が阻む。 離せよ。の、はを発したのと同時に、みんなに話あるんだけどという藤ヶ谷の声が重なった。
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