第二部 七話 夢ノ中デ
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生ぬるい風が境内に吹き渡る。全ての音が風と共に止まった。 桜は袴を強く握り締めると、震える身体を押さえた。 「桜、お客様ですか?」 仏間の方から千寿が顔を出した。 桜は思わず、千寿に助けを求めた。でも、それは無駄だった。 雲羅の姿を見た千寿は顔を強ばらせた。ただならぬ気配に気圧されてしまったのだ。
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