第二部 七話 夢ノ中デ

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「京極堂? 誰それ」 「有名なホラー作家です。有名な作品は【蟒蛇<ウワバミ>墓前 】などです」 「へえー」 緩やかなスロープを登ると、右手に学校が見えてきた。スロープを登りきると、右に曲がった。 黒子はニ組なので、一組前でわかれた。 クラスはいつもと変わらない騒がしさだった。 だが──慶輔と庵奈はどぎまぎしながら、挨拶をした。
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