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僕の心は全て黒に染まった。
嗚呼、簡単な事だった。こんな一定世界は、全てが偽りだった。
闇の中、僕は笑みを溢した。両手を広げて、嘲笑った。
「くっくっくっ…。きゃっははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははッッ!!」
嗚呼、愉快だ。偽りの世界に復讐をしょう! 僕の全てを奪ったこの歪んだ世界に!
闇は僕を包み込んだ。
家族と最後に撮った写真が闇の中に浮かぶ。僕はそれを眺めた。
──これも偽りだ。
それをおもいっきり、踏み潰した。何度も何度も踏み潰した。
そう。何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も潰し潰し潰し潰し潰し潰し潰し潰し潰し潰し潰し潰し──。
僕は───狂った。
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