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俺は鬱蒼と茂った森の中に倒れている。
薄らと靄がかかっている空を見上げ、死期を悟った。身体から溢れ出る血は、痛みを感じさせた。
ああ、死ぬのか。…まだ死にたくねーな。
そうしている内に意識は徐々に薄れていく。
夏の夜、悪夢による死亡が確認された。 悪夢により一人の少年が死亡した。
名前は新垣 新火。あと一歩で祠を壊せそうというところで、忍び寄る悪夢により殺された。
これにより、悪夢は活動を活発にした。
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