六話 有為天変

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それはほんの数時間前の話。慶輔に新火、庵奈に冬刃の四人は第二の祠へ向かっていた。 慶輔の提案により、ばらばらで祠へと向かうことになった。 第二の祠だけは皆で行き、あとはばらばらで行くことにした。 新火は第五の祠を担当することになり、祠に向かっていた。 第五の祠の場所は村役場付近である。そこは悪夢の出現スポットで有名である。 「……なんか、嫌な予感がする」 祠に着くと首がない女性が刃物を持ち、立っていた。その奥、上半身がない奴や原形をとどめない奴などがはびこっていた。
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