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「すきだよ。ルナ。」
「あたしも。陽がすき。」
あたし達は愛を語り、愛を感じ、そして伝え合った。
逢えなかった空白なんて、一瞬で埋め尽くせるほどに‥。
陽の肌が、あたしの肌に触れるシアワセに、瞳は涙で濡れる。
ココロが暖かくなる。
あたしは彼の腕の中で、愛をいっぱい感じた。
「始発の新幹線で帰るよ。前期試験だからね。ルナ、寂しくない?」
「うん。ダイジョウブ。あたしも仕事あるし。てか、勉強してるの?」
「どうかにゃ?」
陽とあたしは、手を繋いで眠った。
ほんの一時間ほど‥。
だけど、同じ夢を見た。
いつか2人で見たtopaz色の月の柔らかな光に包まれて‥。
夜の海辺でkissする夢を‥。
彼のkissで目覚めたあたしは、とてもシアワセだった。
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