No.28 永遠の愛

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  「ねぇ、セナちゃん。」 陽は、星那を見つめて訊いた。 「オレと約束したよね。覚えてる?」 星那は、はにかんだ笑顔で 「うん♪」 って、頷いた。 そして 「パパ♪」 って、陽に抱きついた。 「ありがとね。セナ。」 星那の頭を優しく撫でる陽。 陽を見上げて微笑む星那。 あたしの瞳は、涙で潤んだ。 太陽は段々と、海に近付いていた。  
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