The 詞。

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黒猫 声が枯れる程叫んでた 毎日叫び続けていた それは、愛する人を想って歌った 愛の唄なの? 喉が腫れる程叫んでた 毎晩叫び続けていた それは、恋する人を想って歌った 恋の唄なの? 満月の夜に照らされた 黒い体と、白い瞳 月夜の下じゃ 誰にも気付かれない 気付いてほしい 届いてほしい あなたにだけは 僕のこの想い 胸が痛い程 高鳴っているのに 声が枯れる程泣いていた 毎日泣き続けていた それは、愛する人を想って歌った 愛の唄なの? 喉が腫れる程泣いていた 毎晩泣き続けていた それは、恋する人を想って歌った 恋の唄なの? 満月の夜に照らされた 黒い体と、白い瞳 白夜の下なら 気付いてくれるのに 気付いてほしい 届いてほしい あなたにだけは 僕のこの想い 胸が痛い程 高鳴っているのに 早まる鼓動 激しい呼吸 冷えたフェンスの上で 今宵も叫ぶから 満月に夜に映された 長い足の、黒いシルエット 月夜の下なら 気付いてくれるのに 気付いてほしい 届いてほしい あなたにだけは 僕のこの想い 胸が痛い程 高鳴っているのに 気付いていない 届いていない あなたの胸に 僕のこの想い 声が枯れる程 叫んでいるのに
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