【第I部】

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メイド「冗談よ」ケロリ 勇者「っ じょうだんかよ・・・」ハァハァ メイド「でも敵の与えたモノを疑いもせずに飲むなんていけないことだわ」 勇者「・・・・・」 メイド「勇者失格ね」 勇者「・・・・・・・。 くそっ」 魔王「ふぅっ回収作業終わった!」ばさっ 側近1「いやはや今回もえらく派手にやりましたねぇ、メイド。毎回ながらあっぱれです」 メイド「魔王さまっ!それに、側近1様も」 勇者「・・・・・」 魔王「一部は人間の町も飛んでたぞ」 側近1「可哀相に・・・もうあの魔物は人間に対してトラウマを持ったでしょうねぇ」ホロリ 勇者(どっから出てきたんだ・・・気配すらしなかったぞ) メイド「毎度すみません・・・魔王さま。側近2には後から言っときますので・・・」 魔王「いやいやお前が自重しなさいっ!;」 側近1「城が壊れるのはほぼメイドの攻撃の所為でしょうに」 メイド「いーえっ止めはぜったいにアイツの所為ですわ!」 魔王「自覚が無いから始末に終えない・・・」ガクッ 側近1 ホロリ 勇者「・・・・・」カチャッ 側近1「おや」 勇者 ビクッ 側近1「勇者じゃないですか」 魔王「お前、知っているのか」 側近1「ええ、一応魔王様を守る身の上なので」 メイド「まあこんな奴から守る場所なんて何処も無いでしょうけどっ」ホホホホ 勇者「・・・・・っ」 勇者「覚悟しやがれ魔王っ!今度こそっ、今度こそ・・・っ!」 魔王「待て勇者、お前は何故そんなに・・・」 勇者「うおりゃああああ」バッ メイド「”炎風術”」  ゴオオオオオオオオオッッッ!!!!!      ドォオオオオオオオオオオオッッッッッ!!!!! 勇者「あ゛あああああああああぁあああぁぁぁ・・・・・」キラーンッ☆ 魔王「ああ・・・少し、話がしたかったのに」 側近1「というかまた貴女は城を壊して・・・」 メイド「当然の制裁をしてやったまでですわっ」ふんっ
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