エピソード2

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不自然な空間の中心にいる人が、ふと私に視線を向けた。 視線か合う。 次の瞬間、蓮さんの眼が変わった。 昨日と同じように優しくて、力強く自信に満ち溢れた瞳に・・・。 その途端、私は見えない何かから解放されたように、蓮さんの元へ駆け寄っていた。 「よう。」 「おはようございます。」 「もう昼過ぎだぞ。」 蓮さんが呆れたように笑った。 「あぁ!!そうか・・じゃあ、こんにちは。」
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