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「佐和帋さん…???」
突然名前を呼ばれ、驚いた拍子に鉛筆を落としてしまった。
その人はわたしの鉛筆を広いあげ、ニコッと笑い
「はいッ!!!可愛い鉛筆だね♪あたしは中宮紗耶香(なかみやさやか)♪ずっと友達になりたいと思ってたんだあ!!!友達になってくれる…???」
由宇菜はびっくりした。
一度も聡以外に、クラスメイトに声なんてかけてもらえなかったから…
凄く嬉しかった。
由宇菜は照れながら…
「よ.よろしくね…!!!」
と、緊張気味に返事をした。
紗耶香はニコッと笑い
その場を去った。
それが…
由宇菜の運命を変える瞬間だった。
第1章゚.学校.゚
-END-
第2章へ続く。
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