診察室
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入った先は真っ白な空間。その白に溶け込むように机と椅子が置いてあった。 向こう側には黒い短めの髪の女の人がこちらを向いて座っていた。 女の人は私と視線が合った瞬間、なぜか悲しそうな顔をした。 「初めまして。体の具合はどう?」 そういえば、私はどうしてここにいるんだろう? 診察室にいるんだから、きっと体のどこかに悪い部分があるんだ。
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