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翌日、僕は学校を休んだ
疾風君と顔を合わせづらいのと、少しの熱とで一日中ベッドの中で大人しくしていた
夕方になり、玄関のチャイムが鳴った
「すいません、疾風君いますか?」
聞き慣れた声…
家には誰もいないため、しょうがなく玄関のドアを開ける
「滿…」
申し訳なさそうに下がる眉
僕が悪いのに…
「何か…ごめん
俺…気付かないうちに、お前に嫌な事してたのかなって…」
落ち込んだように肩を落とす疾風君に、悪い気がしてくる
「どうしても…聞きたくてさ。なんで俺を避けんのか。」
真剣な眼差しで僕を見つめる
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