危険な挑戦

6/14
前へ
/16ページ
次へ
「ありがとうございます。よろしくお願いします」 「いんですかぁ。」 「ワシに文句あるのか?」 「いえ」 よしこれでなんとか進入できたぜ 「そんなことより姫を見なかったか?」 「いえ。」 「そうかぁ。また居なくなったのだ困ったものだぁ。おいお前小次郎を部屋へ案内してやれ」 「はい。ついてこい」 「はい」 「またあとでなぁ。今日はお前の歓迎会じゃ。ワハハハ」 「まったく。こまったお方だぁ」 さすが小田軍りっぱな城だなぁ。こんなとこに飛び込めば勝ち目ないなぁ 「ここでまってろ」 「はい。ふぅ~」 ガタンッ 「なんの音だぁ。」 ガラガラ 「見つかってしまった」 「あなたは姫さま?」 きれいな人だなぁ 「お主なにものじゃもしや敵」 「いやいや違います。僕は今日からここにお世話になります。天野小次郎といいます」 「そうだったかぁ。なぜこんなとこにきた?お主も父の権力にあごがれてか?」 「いえ違います」 「まぁどうでもいい。父につかえるものはみな心がかれている。おまえもそうならんようになぁ」 「はい」 「でわ私はまた隠れる誰にも教えるでないぞ」 「分かりました」 ガラガラ 「こんなとこにいたんですか姫だめですよ。皆が心配するではないかぁ」 「退屈なんじゃ」
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加