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「俺の……! 俺の番号は……!!」
掲示板に張り出されてある、受験者番号の並べられたポスターと、手にある自分の受験番号が書かれた紙とを何回も見合わせる。
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そんな四桁、とっくに覚えてるにも関わらず。
普段はやる気のない俺だが、この受験だけは真面目に取り組んだんだ。
毎日、毎日…馬鹿みたいに勉強しちゃってさ……
時には、ストレスが溜まりすぎて、金を出してくれてる親にあたったりもしたっけか……
あん時の俺はどうしようもない程、バカヤロウだったぜ、まったく。
とにかく数え切れないほどの苦労を重ねてきて、ここまでやってきたんだ。
報われないなんて、想像したくもない。
そして、とうとう自分の受験番号の桁にまで迫っていく。
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………アレ?
おかしいな。
ほんの一瞬だけ、視力が急激に落ちたんじゃ……
思わず、ゴシゴシと目をこすってみる。
……よし、視界良好!
再び行くぜ!
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1125
1126
1128
……ん?
もっかい、目こすってみる……?
………チクショオォォオォ!!!!
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