忘れられない感覚

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---それは遠い記憶。   今も忘れることなく鮮明に頭に残っている映像。 胸の高鳴り。 鼻腔に残る甘い香り。 胸がすごくドキドキして…… 目を離すことができなくなった、あの時の感覚を今でもはっきりと覚えている。 それは、まるで恋にも似た感覚だった。 ---でも決して恋ではない。 恋に、よく似た…… "あこがれ"という感情だった。 .
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