××の狩人

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俺は、普通のアニメ好きの高校生だったハズだ。 、いつもなら友人とアイスとかうまい棒喰いながら帰ってるような毎日だったハズだ。  だけどその友人三人も、名称のわからない鏡をじっと見つめている。  明らかに異質な少女が一人、電信柱に隠れているのがわかる。  「おい、荒威、あいつ、お前の知り合いか?」  あまり背は高くないが、存在感が大きい大貫 辰美がいう。  彼女は背丈が俺より低いくせにタイマンの喧嘩になるとかなりの強さを見せ、他を寄せ付けない。  おまけに男勝りな性格、大胆な行動。  女子からの人気がかなり高い 「・・・いや、荒威に女友達は辰美以外いないだろ」 そこそこ背も高い、髪ワックスで固めてつんつんにしてる田港 鎮がいう。
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