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「石田がな、なんでも一年の中でも特に要注意人物らしい。詳細は書いてないからわからん」そう言って大貫は腰ぐらいまで髪を掻き上げる。
「俺らは気をつけた方がいいのか」
「そういう事だ、じゃ、折角ここまで来たんだ、ご飯は食べさせてもらうよ」
結局の所、俺のおかわりに取っておいたトンカツは俺以外の喉を通った。
「しかし、お前ここまで遠いだろ?危ないから送るぞ」
「何言ってるんだ、私がさっきの伝言だけでわざわざここに来たと?」
大貫は何故か偉そうに腕を組む。
「お前に貸した、ラノベと、ゲームと、楽譜とそれからベースを返してもらいにきたんだ。あと泊まるからよろしく」
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