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「なっ、なんの約束もなしに」「いいじゃないの別に。どうせ暇でしょ」「・・・そこまで言われると何にも言い返せないな」
俺はとりあえず、大貫から借りていた物を全部渡した。
結局の所暇だったから妹達を含めて4人でゲームをした。
なんだかんだでいつも押し切られるのだ、大貫には。
「おい、寝るから出てくれ」
「まだ12時だぞ?つか、俺の部屋」
「この妹二人を起こさないで外に運べるか?」
大貫の隣で完全に寝ている妹達を見て、観念した。
「わかった。布団敷けよ?」
「ん」
大貫は場所も聞かずに布団を取り出し、それを妹達と自分にかけて寝てしまった。
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