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翌朝、朝食を食べ終わったあと、玄関に白雷、紫、藍、橙がいた。
「世話になったな」
「世話になったって言うほど世話してないわよ」
「いや、寝床とご飯だけでも十分世話になったさ」
紫との会話を終え、今度は藍と橙を見た。
「ありがとうな。ご飯美味かったよ」
「いえ。私こそ白雷様の話を聞けて楽しかったです」
「また来て下さい!」
会話を終え、白雷は振り返った。
スキマが開き、白雷は中に入って行った。
いきなり人里の前にいた。
探す手間は略けたが、その手間をしたかったなぁと思いつつ人里に入った。
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