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そう言うとハインケルは俺の視界から消えた。
おそらくは寝そべっている俺と縦一列になるように移動したのだろう。
移動した方向と先の行為で大体予測できた、今から何をしようとしてるのかも。
「ククク、こんなに濡れてるぞ?」
それはいつものハインケルからは想像できないような口調、声色だった。
そしてさっき見えたハインケルの目は完全に野獣の目だった。獲物を見据え、捕らえようとする鋭い目付き。
それはまさに百獣の王にふさわしかった、その目で見られた時普通では恐怖を感じるものなのにただ見とれていた。
「ハインケル…早く…お前と一つになりたい」
「その言葉が聞きたかったんだ…ダリウス」
俺の了承を得た途端ハインケルは俺の両足を持ち上げ、己のモノを軽く差し込み、一気に押し込む。
ピッタリ隙間なく触れ、脈打っているのさえ感じた。
「んあああぁ!感じる…ハインケル…感じ…があぁ!」
そしてハインケルは前後に体を揺らす、感じる快感は今まで以上でその度に声をあげてしまう。
「そうだ…もっと、もっと叫べ、感じろ…!」
「ああ!ハイン、ケル…気持ち良がああああ!」
俺は精を出し、言葉を中断されながら叫ぶ、痛みと快感でもう何も考える事なんて不可能だった。
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