4章 愛のカタチ

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ハインケルに貫かれる度に精が飛び出し俺自身を汚していく。 「がぁ!ダリウス…そんなに強く絞めるな…!」 「そんな事言っても…ハインケルゥ…!」 自分でも訳がわからずどうするべ気かも理解が追いつかない。 「うぅ、ダリウス…俺もイく…!ぐああ!」 ハインケルは叫び、直後に自分の中に熱いものがぶちまけられた。 いままで感じたことのない感覚。 腹の中がむず痒く、変な感じだった。 そしてハインケルはそっと自らのモノを引き抜き、俺の精を舐めとった。 「ハァ…ハァ…美味いぞ、ダリウス」 舐めとった後ハインケルは俺の隣にぐったりと倒れこんできた。 俺達の体力はもう限界に達していた。 「ハァ…ハァ…大丈夫か?ハインケル…」 「お前こそ…大丈夫なのか?」 こうやって、いつもハインケルは自分の事よりも他人を心配するのだ。 「たまには自分の心配しろよ…体持たねぇぞ」 呆れながらも感謝の意を込めて返す。元々こういうヤツだから言っても無駄なのはわかっている。 「はは、ありがとな。お前に心配されるなんて嬉しいよ」 「バ、バカ!俺は…その…だな」 ダメだ、やっぱ口でハインケルには勝てねぇ…悔しい。 そう、いつもハインケルに口で勝てた試しが無い…。
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