0人が本棚に入れています
本棚に追加
/5ページ
歪な この心は
ずっと 閉ざされたままで
消えない 傷痕
向き合う強さを
僕は ずっと 探してた
ひとり立った 闇の中で
ただ孤独を叫んでいた
すぐそこに 光はもう
溢れていたのに
気付かずに
耳を塞ぎ 目を閉じて
冷たい世界を憎んだ
与えること出来ないまま
優しさだけ 求めていた
雑踏に埋もれていく
ひとりひとりの叫び声
掬い上げて 拾い上げて
見つめることが出来たのなら
誰も傷つけることなど
なかったのかもしれない
差し伸べられる手の温もり
君に教えられたんだ
夜空に浮かぶ
淡い月は変わることはなく
静かにこの道 照らし出した
ひとりじゃない 囁いた
僕のこの言葉は
どこへ届くのだろう
どうか
誰でもいい
この声を
大切な人のもとへ
最初のコメントを投稿しよう!