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紫苑side
紅くんが収録中に意識を失って4日経った。
紅くんは意識がないままだ…。
しばらく仕事も休みになり、俺達メンバーは毎日紅くんのお見舞いに来ている。
翠「紅ちゃん目、覚まさないね…。」
翠ちゃんは紅くんの頭をフワフワ撫でながら言った。
黄「…紅さん。早く目を覚ましてくださいよ…。」
黄希は泣きそうだ。
蒼「だいじょーぶ。紅くんにはすぐ会えるよ。」
蒼は何か全て分かっているかのように優しく笑って黄希を抱きしめる。
俺はというと、無言で目をつぶる紅くんを見つめる。
こんなの俺らじゃねーよ!
早く戻ってこい!
紅くん!!
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