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しばらくしてやっと 義勇軍の駐留しているところまで来ることができた
「ん~っと……あ!! お嬢ちゃん ここにいる劉備ってひとのところに案内してくれるかな?」
赤い髪の まだ十そこらの子が何故か八尺くらいの蛇矛を持ってうろついていた
「にゃ?…お姉ちゃんのこと?」
「君は妹かい?」
「鈴々は 張飛なのだ!! 桃香お姉ちゃんは鈴々の義姉ちゃんなのだ」
「そうなんだ ちょっと頼みたい事があるから 連れてってくれないかな?」
なんかジト目で こっち見てるんだけど……
「愛沙に知らない人にはついて行っちゃいけないって言われたのだ…だからダメなのだ!!」
「……じゃあさ そのお姉ちゃんの所に連れてってよ 直接頼むから」
なんか話が平行線の予感……
「鈴々~ どこだ? どこにいる?」
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