黄巾の乱

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「はじめまして 私はこの義勇軍を指揮している 劉玄徳です」 「俺の名前は太史慈 訳あって近くの村の人に頼まれ事をされてここまで来た 話を聞いてもらえるか?」 横の小さい子に目で合図する 「私たちにできることなら 何でも言ってください!!」 今居る全員の緊張が 溶けた 「ありがとう恩に着る… 今ここから 二十里ほど行ったところの北海で黄色い布を巻いた賊の集団が 攻めてくるって情報が入った だけど今そこにはその賊に対抗出来る手段がないんだだから力を貸してほしい」 「朱里ちゃん……?」 横の小さい子に 何か有るかと目で合図する 「一つ……太史慈さん あなたがその黄巾の賊でない事を証明してください」 「は!?」 「それが 証明できたらすぐに村に向かいましょう」 あいにく 今は少しの小銭と地図それと如意棒しか持ってない 流浪の身だ 身分を証明するものなんて 有るわけ無い…… 「どうすれば 信じてもらえるかな?」 なるべく優しく話してみる 「そうですね だったら愛沙さんか鈴々ちゃんと 一騎打ちをしてみて下さい」
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