黄巾の乱

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「35……36……」 「っく!! はあああああ!!」 如意棒と堰月刀が風を切りビュンビュンと音をたてている 「45……はあ!! 46……」 どちらが押す訳でもなく ずっと斬り合っていた 「67……68…」 『なんだあいつかずなんて数えて?』 『きっと 関羽様の攻撃をよけた回数でも数えてるのだろう』 『わはは!! 随分と余裕な事で』 進展のない試合に飽きたモブがざわざわと騒ぎ出す ただその時次の展開を誰が予測していただろうか… 「69!!」 武器が交わった瞬間 堰月刀が宙に舞った 「はあ!!!!! 70!!!!!!」 その瞬間 繰り出される 突き 突き 突き ヒュヒュヒュヒュと風が切れる音しか聞こえない 「200!!!!」 ………ザシュ 堰月刀が地面に刺さる 「くっ………私の負けだ」 「しょ…勝者 太史慈なのだ!!」
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