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「こっちです……」
「あぁ ありがとう」
天幕の方に進もうとした瞬間 服に違和感を覚える
振り返ると……キラキラした目をした張飛が俺のことを見ている
「太史慈のお兄ちゃん……鈴々もやりたいのだ!!」
「こら鈴々!! 太史慈殿を困らせるんじゃない!!」
「愛沙だけずるいのだ!! 鈴々もお兄ちゃんと戦いたいのだ!!!」
こうやってみると平和の鱗片を見ているようで…
「よし 張飛ちゃん! やるか!!」
「鈴々でいいのだ!! 手加減はしないで欲しいのだ!!」
「じゃあ俺のことも鳶って呼んでくれ!! いいのか? 本当にしないからな!! 伸びろ 如意棒!!」
本気で遊んでやるよ!!
「にゃ!? 凄いのだ!! いっくぞ~~~~~!!」
戦いは熾烈を極め 結局夕飯の時間という理由で御開きになった
ってか鈴々すげー あのままやってたら本当に本気を出さなきゃいけなかったかもしれんなぁ…
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