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一刀達が村を出た次の日
一仕事終えてダルダルしてる 俺らの所に孔融さんが来た
「お礼がしたい…ですか?」
「はい 此度の戦 あなた方が居なかった確実に私達の負けでした…なので北海太守として是非お礼をさせて下さい!」
「俺らも恩返しがしたかっただけなんだけど…」
「鳶 こういう時は有り難く貰うのが礼儀だぞ!」
てめぇは物が欲しいだけだろ!!
「まぁ…わかりました 頂きます!!」
かく言う俺も 孔融さんが背負ってる大剣が気になってたりする
「先ずは呉栄殿には少ないですが路銀を…」
「…い゛!?」
先に声を出したのは俺だった…路銀って額じゃない
あれ 馬くらい余裕で買えるぞ
(馬は今ちょっと高い車を買うくらいの値段)
「有り難く…」
ちょ…顔が悪役みたいに成ってるから!!
神酒さん戻って来て!!
「太史慈殿にはこれを なんでも覇王項羽の命で作られた名刀だとか」
スッと俺にそれを手渡す
金色の獅子の衣装を象った柄に 白銀の刃
そして 驚くほど軽い
手にとっただけで名刀だって解るけど
項羽の下り胡散臭せ~~
『本当ですっ!!』
「……ん? 神酒さんなんか言った?」
「うるさい!! 今数えてるんだ!!」
こいつ……
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